デジタル一眼レフカメラの新商品が各社から発表されてきています。今回はSonyの先鋭性が際立ちますね。なんといってもレフミラーを半透明にして、撮像素子とAFセンサーに同時に光を導くことでフルタイムの位相差AFを可能にし、一方でファインダーは電子化。今までと同じ所にレフミラーはあるものの、そのミラーは動かず、それゆえに高速連射も可能にするという、外見は今までの一眼レフと同じですが中身はもう違うジャンルのカメラじゃね?というくらい新コンセプトのカメラです。NEXにも驚かされましたが、むしろSonyらしさは今回のαのほうが上なのではと思うくらい。
反面Canonはコンサバというかなんというか、目新しいのは(他社では普通にある)バリアングル液晶くらいで、それ以外は普通のカメラの60Dを投入。いや~個人的には微妙。Kiss X4と7Dの間にラインナップ必要ないんじゃないかと。Amazonでボディの価格を見てみるとKiss X4が6万円ちょっと、7Dが13万くらい、その間に60Dが入るのはちょっと厳しいのでは。60Dが10万超えたら7D買いますよ。
NikonはエントリーモデルのD3100。他社に比べて劣っていた動画撮影機能をブラッシュアップしたエントリーモデルですね。まあ価格帯が違うので上記2機種とは比べられないですが、D90後継に期待というところでしょうか。