オープンソースでフリーの画像編集ソフト「GIMP」が3年半ぶりにメジャーアップデートし、最新版2.8がリリースされています。私もGIMPには公私ともにお世話になっているので、まずは自宅マシン(Windows 7 64bit)で試してみることにしたのですが、起動してまっさきに思ったのは「メニューのフォントが美しくない…」ということでした。
中国語のフォントが選択されているようで、日本語の漢字としては(読めますが)不自然。メニューのフォントはテーマとして管理されているので、設定ファイルで変更することができます。
Gimp: メニューなどのフォントをゴシック系にする (anobota)
この話に従うならば、
C:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\themes\Default\gtkrc
にフォント設定を書き換えればよさそうなのですが、うちの環境では設定変更が反映されず。いろいろ試行錯誤した末、
「DefaultフォルダそのものをC:\Users\<ユーザー名>\.gimp-2.8\themes\にコピーしてその中のgtkrcを書き換えた後、GIMPの設定でそのテーマを選択する」
という方法でメニューフォントを変更できました。
このように見事にMeiryoが反映されています(私は「font_name = "Meiryo 9"」に設定してみました)
これでやっとGIMP 2.8を使い始めることができそうです。